お宿いしちょうは鴨川のほとりにあり、幕末には木戸孝允の屋敷だった場所。
京阪「神宮丸太町駅」、地下鉄「京都市役所前駅」、どちらからも歩いて7分ほどのところにあります。

「風のガーデン」から見る右大文字。

少し斜めですが、よく見えます。

妙法の妙も見えます。

(いしちょうさんのスタッフブログより引用)

お宿いしちょう 宿泊案内と交通アクセス
所在地 | 京都府京都市中京区河原町通り竹屋町東入る |
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アクセス | 地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約7分 |
所在地 | 京都府京都市中京区河原町通り竹屋町東入る |
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アクセス | 地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約7分 |
所在地 | 京都市下京区四条大橋西詰 |
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アクセス | 京阪本線 祇園四条駅 3番出口より 徒歩すぐ 阪急京都線河原町駅 1番B出口より 徒歩すぐ |
駐車場 | なし |
所在地 | 京都府京都市中京区河原町通三条下る大黒町52 |
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料金 | 4,500~30,620円(大人一人一泊あたり) |
アクセス | 地下鉄東西線「京都市役所前」ゼスト御池口~徒歩約3分 |
駐車場 | 駐車場なし 提携の有料駐車場あり(1泊1500円) |
アクセス:JR京都駅から市バス9、快速9、阪急河原町駅、京阪三条駅から市バス37で「上賀茂御薗橋」または「西賀茂車庫前」下車。
上賀茂橋や北山橋もいいですよ。
京都で「大文字焼き」ということばは禁句のような雰囲気を持っています。
京都人の一部は「大文字焼き」というと無性にいやがります。
「大文字焼きって・・・大判焼きとちゃうねんから」とか言うて。
大文字送り火、五山の送り火というのが現在の公式の呼び方です。
音のない静かな宗教行事ですから、送り火のほうがイメージにも合っていますね。
「焼き」ではなんだか威勢がいいというか騒がしいような。。。
ただし、江戸時代には京都でも「大文字焼き」と呼んでいたという記録があります。
あんまりムキになって「大文字焼きではない!」というのはあさはかで大人げない・・・。
ことばは変化するもの。
昔は「大文字焼き」が正解で、「送り火」は明治以後に浸透しはじめた呼び方。
「五山」はかなり最近で、昭和以降でしょうか。
公の立場でない京都の地元の人は平気で「大文字焼き」という人も多いですよ。
京都西陣生まれの入江敦彦氏の京都本『京都人だけが知っている』の中にも「大文字焼き」と書かれていました。普通に。
祇園出身の杉本彩さんも「大文字焼き」と呼んでいました。
「大文字焼き」をいやがる人は、わりとここ最近の浅い京都人またはニセ京都人かもしれませんね。
こんなニュアンスかも。
『"超"地元民は「別にどっちでもいーやん」と言いますが、知恵袋に出没する"自称"京都マニアとか、京都ブランドを鼻に掛ける最近引っ越してきたヨソサンが怒ります』
(yahoo!知恵袋より引用)
結論としては、
「大文字焼き」も「大文字送り火」もどちらも正しい。
「大文字送り火」が公式。
「大文字焼き」は通称・俗称。
でも、もちろん、送り火と呼ぶほうが良い。
ニュースで「大文字焼き」ときくと、かなり違和感がある。
という感じでしょうか。
ただ、「大文字山焼き」というと、ペケです。
山焼きではないので。
ちなみに大文字焼きと呼ぶ行事には次のようなものがあります。
● 秋田県大館市の大文字まつりの鳳凰山大文字焼き。
● 神奈川県足柄下郡箱根町で行われる箱根大文字焼き。
● 静岡県三島市で行われる三島大文字焼き。京都の2倍の大きさだそうです。
● 山梨県笛吹市一宮町の大文字焼き。
● 栃木県佐野市の三毳山(みかも山)で行われる三毳山大文字焼き。
大文字焼きは関東に多いようです。
だから関東の人は自然に大文字焼きと言ってしまうのでしょうね。
大文字が同時に見えたり、船形が少し見えたり、複数見えるスポットもあります。
もう少し近づいてみました。
駅の東方の北山通の辺りからは「法」を間近にながめることができます。
2012年の法の送り火。山上の方のやりとりや火がバチバチと燃える音までよく聞こえます。
マツヤデンキの駐車場裏から。北山通りの一本北の通りです。
こちらは松ヶ崎大黒天の鳥居から。
少し距離はありますが、北山通りをのんびりと歩きながら両方観る事ができます。
京都工芸繊維大のグラウンドも見やすいです。
法の山からの眺め。マツヤデンキの駐車場もよく見えます。
アクセス:京都市営地下鉄「松ヶ崎」駅下車、JR京都駅から市バス4で「松ヶ崎駅前」下車。
左大文字は金閣寺の少し北にあります。
「金閣寺前」交差点を中心として西大路通からも北大路通からも左大文字はよく見えます。
カトリック衣笠教会の辺りもよいですね。
西大路通りからならだいぶん南に離れても絶えず正面に「大」が見えます。
わら天神前のあたりもよいでしょう。
通りの真ん中が一番よく見えるので、赤信号の度に大勢が車道に出て来て写真を撮るという珍現象が起きます。
斜めになりますが、金閣寺の門前からも見えます。
今出川通りから大きく大文字が見えます。
白川通りを越えてどんどん銀閣寺に近づいても見えるところが多いです。(川の北側の道など。)
あまり知られていませんが、北側へそれて進むと高台になっていて、空き地や公園から大迫力の大文字を見ることができます。
高野川堤防からは正面に「妙」「法」、南東方向に「大文字」が見えます。
一乗寺付近では「船形」も加えて4つの送り火が見えます。
松ヶ崎浄水場越しに見れば建物が低いので遮るものが少なく見やすいです。
ホテルアバンシェル京都屋上からは鳥居以外の5つの送り火を見ることができます。
2013年1月27日をもって営業終了しました。
(メールいただきありがとうございました。)
また、ホテルアバンシェル京都はひとり2000円で当日夕方(4時ごろ?)からの先着順で屋上へ入場することができます。
受付は3階のホテルフロントにて。団扇がもらえます。
2011年は一般の当日枠はありませんでした。宿泊者や事前の予約人数に応じて、年によって変わるそうです。
※ 2011年1月1日より「ホリデイ・イン京都」は『ホテル アバンシェル京都』に変わりました。
となりのカナート洛北の屋上駐車場も良いスポットですが、送り火の時間は閉鎖しているようです。
アクセス:JR京都駅、三条京阪から市バス17系統で「高野玉岡町」下車。
エルスポーツの屋上も開放。(2013年は未確認)
エルスポーツ京都 公式サイト
たった1時間足らずで消えてしまう五山の送り火。
人によっては「あっという間」と感じるかもしれません。
送り火を見たあとに行ける夜間拝観のお寺はないものか。
いくつかあります。
最初から高台寺の境内で送り火を見るのもよいですね。
http://www.kodaiji.com/
ここでも送り火は見えますので、最初から清水寺で送り火を見るのもよいでしょう。
千日詣りは1日のお参りで千日分のご利益があるといわれる期間です。
http://www.kiyomizudera.or.jp/
嵯峨野の常寂光寺さんの境内は高い位置にあって、遠いですが大文字送り火を見ることができます。
8月16日は「大文字送り火望拝」。夜間拝観が行われます。
本堂の高さからも大文字は見えますが、さらに上の多宝塔まわりまで登るほうがよく見えます。
ただし、もっとも近い鳥居形の送り火を見るためには大文字の点火後急いで下山し、鳥居形の見えるところまで移動しなければなりません。
常寂光寺は人力車のえびす屋さんの送り火鑑賞コースのひとつにもなっていますので、山門で人力車を発見したら、人力車にくっついて移動すればきっと間違いないでしょう。
常寂光寺
所在地/ 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
拝観料/400円
「本能寺の変」で有名な本能寺境内には「ホテル本能寺」があります。
本能寺は京都河原町御池にあり、本能寺の変当時とは場所が違いますが。
修学旅行の利用も多い歴史あるホテルですが、とても評判の良いホテルです。
ホテル本能寺の屋上からは大文字・左大文字・船形の3つの送り火を見ることができます。
広い御池通りをはさんで向かいは京都市役所。ホテルオークラも近いです。
河原町の繁華街や錦市場にも歩いていけます。
スカイラウンジ「空」KUUは京都タワー13F(展望室3階)のレストランです。
舟形以外の4山の送り火が鑑賞できるので、8月16日には『大文字ディナー』送り火鑑賞スペシャルディナーが開催されます。フルコースのディナーをいただいたあと、ドリンクを飲みながら送り火を鑑賞します。
フリードリンクはスパークリング、ワイン(赤・白)、ビール、日本酒、ウィスキー、 焼酎(芋・麦)、ソフトドリンクなど。
洋風懐石+フリードリンクと送り火鑑賞でひとり21,000円です。(2014年)
※ 展望室3階からの鑑賞ですので、京都タワーの上の地上100mの展望室ではありません。
よく間違える方がおられるそうです。
詳細は京都タワー公式サイトでご確認ください。
ネットで予約すると割引がありますので、それらもチェックしてください。
所在地 | 京都市上京区御所八幡町103烏丸今出川上る西側同志社大学寒梅館7階 |
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時間 | 17:00〜 |
アクセス | 地下鉄烏丸線「今出川駅」下車 |
アパホテル<京都祇園>EXCELLENTでは毎年8月16日に五山の送り火鑑賞宿泊プランが用意されます。
アパホテル<京都祇園>EXCELLENTは、八坂神社のすぐ近く四条通り沿いにあります。
飲み放題&食べ放題のブッフェスタイルのディナー(プレミアムスカイバイキング)をいただいたあと、送り火を鑑賞します。場所はアパホテル屋上ビヤガーデンにて。
食事の時間には舞妓さんの京舞ショーや三味線生演奏、お楽しみ抽選会なども催されます。
五山すべての送り火が鑑賞できます!(四条ですので距離はありますが)
送り火が点火される時間になると、ホテルの照明は消され、鑑賞しやすくなります。
翌朝の和洋バイキングもセットになっています。
焼き立てのパンに京都のおばんざい。実はもっとも京都らしい取り合わせだったりします。
京都のひとの多くは朝はパンなんです!
朝ごはんの前に八坂神社や清水寺まで散歩するのもいいですね。
所在地 | 京都市東山区祇園町南側555 |
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料金 | 大人1人23,148円〜 |
時間 | チェックイン14:00~18:00/チェックアウト~11:00 |
アクセス | 市バス206系統「祗園」下車、京阪電車四条駅下車徒歩5分、阪急電車河原町駅下車徒歩7分 |
駐車場 | 有り(1,620円/1泊) |
アパホテル<京都祇園>EXCELLENTの予約状況を見てみる
京湯元ハトヤ瑞鳳閣(ずいほうかく)はJR京都駅の少し西側にあるホテルです。
2014年5月にリニューアルオープンして館内はぴっかぴかです。
ハトヤ瑞鳳閣はこのあたりでは唯一の自家源泉の天然温泉のあるホテル。ホテルの地下900mからぐーんと汲み上げています。
お風呂は最上階(8F)にあり、半露天風呂もあります。そう、お風呂からも送り火が見えるんです。
そのうえの屋上にはテラスがあり、五山送り火を鑑賞することができます。
屋上テラスから見える字形は左大文字と船形と鳥居形の3つ。
近くのビルのために大文字や妙法が隠れるのが少し残念な点です。
ハトヤ瑞鳳閣では、ディナーと送り火鑑賞がセットになった『五山送り火鑑賞会』も開催されます。
17:30〜19:30のあいだに1階の「栄寿庵」または2階の「瑞鳳閣の間」で食事をしてから、屋上テラスへ移動します。テラスではカウンター席やテーブル席でゆったりと送り火を鑑賞します。
(立ち見ですと料金が少し安くなります。)
所在地 | 京都市下京区西洞院通塩小路下ル南不動堂町802番地 |
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料金 | 大人1人あたり 5,400~41,200円 |
アクセス | 京都駅・烏丸中央口西すぐ |
駐車場 | あり(1泊1800円) |
毎年同じですが、今年も京都市のホームページに五山送り火の際のお願いが掲載されています。
項目は3つ。
1.登山禁止のお願い
2.消灯のお願い
3.時間変更のお知らせ
ひとつめ。
登山禁止は例年の通り。
送り火保存会の方々は暗い山道を荷物を持って行き来しますので、余計な登山者や見物人がいるとたいへん迷惑になります。円滑な点火作業にも支障をきたしますし、煙を吸ったり火事の危険もありますので、送り火当日の五山への登山はやめましょう。(元々右大文字以外は登れません。)
ふたつめ。
五山送り火の8月16日夜7時50分から午後8時50分のあいだは、ネオン灯・屋外灯・広告灯はできるかぎり消灯してください。
もちろん強制力はありませんが、送り火は強烈なネオン灯に比べると弱々しい灯りですから、情緒は失われます。
罰則もありませんが、人の集まる場所でよく耳にします。
「あの○○○の広告、消しとらへん。あの会社迷惑な会社やなあ...。」
とつぶやく声。
3つめは2014年からの送り火点火時刻変更のお知らせです。
といっても5分の変更です。
妙法の点火が8時10分から8時5分に。
船形の点火が8時15分から8時10分になります。
これで五山が右大文字の8時丁度を皮切りに、5分刻みで点火されていくようになったわけです。
くわしくは京都市情報館の公式サイトへ