五山の送り火は雨天時にはどうなるのか?と気をもむ天気の年もありますね。
火を燃やす行事ですから、雨なら大変な作業になるのは想像できます。
山道を上り下りするだけでも大変です。
2014年8月16日お昼現在、京都は土砂降りです。雷もゴロゴロと鳴っています。
さきほど渡った鴨川は茶色く濁っていました。
8月中旬は、祇園祭の時期とは違ってあまり雨の降らないシーズンということもありますが、
送り火はいままではかなりの雨天でも決行してきました。
火床に薪を積んだあと、ひとつずつ防水シートをかけてガードして雨をしのぎます。
保存会はプロ集団ですから、伝統的に積み上げてきたテクニックがさまざまにあるのでしょう。
記録を見ると、大文字送り火の雨天順延は1963年。東山の集中豪雨のため。
その日も、雨の中、他の四山は送り火を決行したそうです。
それ以前の送り火の中止は戦時中。
1964年以降は多少の荒天でも、決行してきたようです。
50年間、送り火の雨天順延や中止は無し!
保存会のみなさんやお手伝いの方々に怪我のないようお祈りします。
(2014年8月16日お昼)
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16日16時23分現在、京都市には大雨洪水警報発令中。
土砂災害警戒情報も。
京都観光協会のサーバーは落ちていますね。
鴨川増水のため、河川敷への立ち入りが禁止されました。
警察や警備の方の誘導には従ってください。
KBS京都で見るほうが賢明かもしれませんね。